「連立方程式の計算はできるようになったのに、文章題になると手が止まる」――これ、中2の1学期でいちばん多い相談だよ。大野城市や春日市で教えていても、7月のこの時期は毎年ここでつまずく子が続出する。

でも安心して。文章題が解けない原因は、実はたった3つに絞れる。今日はその3パターンを、福岡県公立高校入試でも頻出の連立方程式で、手順そのままで解けるように解説していくよ。

7割
が「式が2つ立てられない」でつまずく
大問1〜3
福岡入試で連立方程式が出る位置

まず、計算の「加減法と代入法」で迷ってない?

文章題の前に、そもそも計算の解き方で迷ってる子が多いから、ここを30秒で片づけるよ。使い分けはシンプル。

加減法・代入法の使い分け(これだけ)
「x =」「y =」の形がある代入法(そのまま突っ込む)
それ以外(ふつうの形が2つ)加減法(たし算・ひき算で文字を消す)
迷ったら加減法でOK。8割は加減法で解けるよ。
👦
どっちを使えばいいか毎回わからなくなる…
👨‍🏫
「y =」みたいに片方の文字が単独になってる式があれば代入法。無ければ加減法。それ以外の判断はいらないよ。

計算がまだ不安な子は、まずここを固めてから文章題に進もう。じゃあ本題。

つまずき①:式が「1つ」しか立てられない

いちばん多いのがこれ。連立方程式の文章題は、名前のとおり式を2つ作らないといけない。でもみんな、1つ作った時点で「もう情報使い切った」と思って手が止まる。

よくある手の止まり方

「みかんとりんごを合わせて10個買った」→ x + y = 10 の1つだけ作って、「あとは?」で止まる。

正しい見方

文章題には数の関係が必ず2つある。「個数の関係」と「値段(金額)の関係」みたいにね。1つ見つけたら「もう1つの関係は?」と必ず探す。

合言葉
「求めるものが2つ(x と y)なら、式も2つ」。
文章の中に、種類のちがう情報が2つ隠れている。個数と金額、人数と時間、といった具合にね。

つまずき②:何を x、何を y に置くか決められない

「文字で置く」の一歩目で迷う子も多い。ここはコツがあって、問題文の最後の「〜を求めなさい」の部分をそのまま x と y にするのが基本だよ。

👦
何を x にするかで毎回悩む…
👨‍🏫
「みかんの個数とりんごの個数を求めなさい」なら、みかん=x、りんご=y。求めたいものをそのまま文字にするだけでいいんだ。

つまずき③:関係を式にできない → 「表」で解決する

文字は置けた、でも式にできない。これは頭の中だけで組み立てようとしてるのが原因。表に書き出せば式は勝手に見えてくるよ。実際に1問やってみよう。

例題(福岡入試・定期テスト頻出タイプ)
1本80円のペンと、1本120円のマーカーを合わせて10本買ったら、代金は1000円だった。ペンとマーカーをそれぞれ何本買ったか求めなさい。

まず、求めるものをそのまま文字に置く。ペン = x 本、マーカー = y 本。次に表で整理する。

ペン マーカー 合計
本数 x y 10
金額 80x 120y 1000

表ができたら、横の行がそのまま式になる。これがコツ。

これで式が2つそろった。あとは計算するだけ。「x =」も「y =」も無いから加減法だね。上の式を80倍して引き算で x を消すよ。

  80x + 120y = 1000
-) 80x +  80y =  800
─────────────────────
         40y =  200
          y =  5

y = 5 を x + y = 10 に代入して x = 5

答え
ペン 5本、マーカー 5本
検算:80×5 + 120×5 = 400 + 600 = 1000円 ✓ ちゃんと合う!

表に整理 → 横の行を式にする → 計算。この3ステップを踏めば、文章題は「解き方を覚える」じゃなく「作業する」だけになる。

もう1問、自分でやってみよう

練習問題
大人1人500円、子ども1人300円の入場料。ある日の入場者は合わせて8人で、入場料の合計は3200円だった。大人と子どもはそれぞれ何人か求めなさい。
※ 大人 = x 人、子ども = y 人 と置いて、人数の関係と金額の関係で表を作ってみて。
答えを見る

表を作ると――

大人 子ども 合計
人数 x y 8
金額 500x 300y 3200

上の式を300倍して引くと 200x = 800、x = 4。よって y = 4
答え:大人4人、子ども4人(検算:500×4 + 300×4 = 3200 ✓)

まとめ:連立方程式の文章題は「3ステップの作業」

今日のポイント
① 求めるものをそのまま x・y に置く(「〜を求めなさい」の部分)
表に整理する(本数と金額、人数と時間…種類ちがいで2行)
横の行がそのまま式。式が2つそろったら計算するだけ
「x =」「y =」があれば代入法、無ければ加減法。

連立方程式は福岡県の公立高校入試でも毎年のように顔を出す、いわば一次関数や相似の土台になる単元。夏休みのあいだにこの文章題を「作業」にできれば、2学期はぐっと楽になるよ。

大野城市・春日市を中心に、ろっく家庭教師では「なぜそう解くのか」を一人ひとりのつまずき方に合わせて教えているよ。文章題で手が止まる子ほど、表の書き方ひとつで一気に伸びる。夏休みの総復習、いっしょに土台を固めよう。

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