「一次関数、なんとなく分かった気がするけど『変化の割合を求めよ』って言われた瞬間、手が止まる」——これ、めちゃくちゃ多い。中2の数学で一番検索されている悩みのひとつが、この**「変化の割合 求め方」**なんだ。
しかも変化の割合は、福岡県の公立高校入試でも大問4(関数)の入り口になる超重要ポイント。ここが曖昧なままだと、3年生の受験勉強で必ずツケが回ってくる。逆に言うと、ここを夏休みのうちにスッキリさせておけば、2学期以降の関数がぜんぶラクになるってこと。
今日はろっく家庭教師が、大野城市や春日市で実際に教えていて「あー、みんなここで転ぶな」と感じる3つのつまずきパターンを、例題つきで全部つぶしていくよ。
そもそも「変化の割合」ってなに?
まず結論から。変化の割合の求め方は、たった1つの式しかない。
(xが1増えると、yがいくつ増えるか)
「増加量」っていうのは、**変わった分(差)**のこと。スタートからゴールで、どれだけ増えたか(減ったか)だね。
じゃあ実際にやってみよう。
手順はこう。
- xの増加量を出す → 4 − 1 = 3
- yの増加量を出す
- x=1のとき y=2×1+3=5
- x=4のとき y=2×4+3=11
- yの増加量 = 11 − 5 = 6
- 変化の割合 = yの増加量 ÷ xの増加量 = 6 ÷ 3 = 2
答えは 2。
…あれ?って気づいた人、鋭い。答えの「2」って、式 y=2x+3 の「2」と同じなんだよね。ここが次の話につながる。
つまずきパターン① 「変化の割合」と「傾き」がゴチャゴチャ
さっきの例題で、変化の割合が「2」になった。実は一次関数 y = ax + b では、
変化の割合 = 傾き = a
この3つは、ぜんぶ同じ数!
つまり、わざわざ計算しなくても、式の x の前の数(a)を見れば、それがそのまま変化の割合なんだ。
「変化の割合を求めよ」で、毎回xとyの増加量を計算して時間を使ってしまう(テストで焦る原因)
y=ax+b の形なら、aを見るだけで即答。例:y=−3x+5 の変化の割合は、見た瞬間 −3!
つまずきパターン② 符号(マイナス)で計算ミス
一次関数の変化の割合で点を落とす原因、その多くがマイナスの計算ミス。特に「減っていく」問題で崩れる。
- xの増加量 = 3 −(−1)= 3 + 1 = 4
- x=−1のとき y=−2×(−1)+1=2+1=3
- x=3のとき y=−2×3+1=−6+1=−5
- yの増加量 = −5 − 3 = −8
- 変化の割合 = −8 ÷ 4 = −2
答えは −2。ちゃんと式の「−2」と一致してるね。
つまずきパターン③ 「変化の割合」と「切片」を取り違える
y = ax + b には数字が2つある。この2つの役割を混同するのが最後の壁。
・a → 傾き=変化の割合(グラフの「かたむき具合」)
・b → 切片(グラフが y軸と交わる点の高さ)
「変化の割合は?」と聞かれてb(切片)を答えちゃう、または逆をやる。これ、テストの小問でスルッと落とすやつ。
y=4x−7 の変化の割合を「−7」と答える(切片を書いてしまった)
変化の割合は x の前の数だから 4。−7 は切片(y軸との交点)だよ
覚え方はシンプル。「変化」の割合=xが変化したときの話→だからxにくっついてる数(a)。切片はグラフのスタート地点の高さ、って役割で分けて覚えよう。
力だめし:この3問、解ける?
ここまで読んだら、もう自分で解けるはず。ノートに書いてやってみよう。
(2) y = −3x + 4 で、xが2から6まで増えたときの変化の割合を求めなさい。
(3) 一次関数で、xが3増えるとyが12増える。このとき変化の割合はいくつ?
(2) −3 … 式の「−3」と同じ。計算しても、yの増加量(−12)÷xの増加量(4)=−3。
(3) 4 … 変化の割合=yの増加量÷xの増加量=12÷3=4。
全部合ってたら、変化の割合はもう卒業! 間違えた問題があったら、その番号に対応するパターン①〜③のところだけ読み直せばOK。全部やり直す必要はないよ。
まとめ:変化の割合は「これだけ」
② 一次関数なら 変化の割合 = 傾き = a(xの前の数を見るだけで即答)
③ 増加量は「あとの値 − 先の値」でマイナスミス防止
④ a(変化の割合)と b(切片)の役割を混同しない
一次関数は「変化の割合」と「切片」の2つさえハッキリすれば、グラフも式も一気に見えてくる。夏休みはこの土台を固める絶好のチャンスだよ。ここが固まると、2学期の「グラフから式を求める」「交点を出す」問題がびっくりするほどスムーズになる。
ろっく家庭教師では、大野城市・春日市を中心に、こういう「みんながつまずく1点」をピンポイントでほぐす指導をやってるよ。「一次関数だけ、どうしても分からない」みたいな相談も大歓迎。夏休みに苦手を1個ずつつぶして、2学期をラクにしていこう。
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