「先生、英語のテスト、単語は覚えたのに文になると点が取れないんです」

1学期の期末が終わったこの時期、大野城市や春日市の中1のご家庭から一番よく聞く相談がこれだ。答え合わせをすると、だいたい同じところで沈んでいる。be動詞と一般動詞が混ざっているんだ。

これは中1英語の「最初の壁」であり、一番大事な土台でもある。中1で習う文法は英語全体の7〜8割の基礎を占めると言われていて、ここがグラグラだと、この先の疑問文・否定文・三単現・過去形が全部あやしくなる。逆に言うと、ここさえ7月のうちに固めれば夏休み明けが一気に楽になる。今日はその「卒業のしかた」を3ステップで解説するよ。

7〜8割
中1文法が占める英語の土台
No.1
1学期のつまずき相談

そもそも「I am play tennis.」は何がダメなの?

まずは一番多いミスから。次の文、どこが間違いかわかるかな?

👦
「私はテニスをします」って "I am play tennis." でいいですよね? am も入れた方が丁寧そうだし。
👨‍🏫
その気持ち、すごくよくわかる。でもそこが落とし穴なんだ。am と play、動詞が2つ入っちゃってるんだよ。

ここが最大のポイント。1つの文に動詞は1つが基本だ。am(be動詞)とplay(一般動詞)を両方入れると、動詞がダブってしまう。

よくある間違い

I am play tennis.
(am と play で動詞が2つ)

正しい文

I play tennis.
(動作は一般動詞だけでOK)

なぜこのミスが起きるか。原因は**日本語の「です」**だ。「私はテニスをします」の「〜します/〜です」につられて、つい「=の意味のam」を足したくなる。でも英語では、動作を表すときはbe動詞はいらない。ここを理屈で分けるのが第一歩だ。

ステップ1:be動詞と一般動詞の「役割」を分ける

2つの動詞は、そもそも仕事がまったく違う。ここを混ぜて覚えるからこんがらがる。役割で分けよう。

2つの動詞の役割
be動詞(am / is / are)=「イコール(=)」の記号。
主語が「どんな状態か・何なのか」を結ぶ。
例)I am Ken.(私=ケン)/ She is happy.(彼女=しあわせ)

一般動詞(play, like, go, study …)=「動作・行動」。
主語が「何をするか」を表す。
例)I play soccer.(サッカーをする)/ He likes dogs.(犬が好き)

見分け方はシンプルにこう覚えよう。

10秒で見分けるコツ
文が「A=B(〜だ・〜です)」なら → be動詞
文が「〜する(動作)」なら → 一般動詞
→ だから「テニスをする」は動作。be動詞(am)はいらない!

ステップ2:否定文・疑問文の作り方が「別ルール」

役割が違うということは、否定文・疑問文の作り方も別になる。ここが混ざるのが2つ目のつまずき。テストで一番差がつくところだ。

否定文(〜ではない/〜しない)
be動詞:後ろに not を置く
 I am not a student.
一般動詞:動詞の前に do not(don't) を置く
 I don't play tennis.
疑問文(〜ですか/〜しますか)
be動詞:be動詞を文の頭に出す
 Are you a student?
一般動詞Do を文の頭に置く
 Do you play tennis?

よくある間違いがこれ。一般動詞の文なのに、be動詞のルールで作ってしまうパターン。

よくある間違い

Are you play tennis?
I am not play tennis.

正しい文

Do you play tennis?
I don't play tennis.

「動作の文(一般動詞)には Do / don't を使う」——これを口ぐせにしよう。

ステップ3:主語が he / she になったら「三単現のs」

土台が固まったら、最後の関門が三単現のs。中1の2学期以降で一気に差がつくポイントだけど、be動詞・一般動詞の区別ができていないと絶対に理解できないから、ここまでの流れで一緒に押さえておく。

主語が he / she / it(三人称・単数) で、いまのこと(現在)を言うとき、一般動詞に s(es)をつける

よくある間違い

He play baseball.
She go to school.

正しい文

He plays baseball.
She goes to school.

そして、ここが一番のワナ。疑問文・否定文にすると s は消える。

三単現の落とし穴
❌ Does he likes cats?
⭕ Does he like cats?

does がもう「三単現の s」の仕事をしているから、後ろの動詞は s を取って原形(もとの形)に戻す。
「s は1回だけ。does に使ったら動詞にはつけない」と覚えよう。

力だめし(3問やってみよう)

ここまで読んだら、実際に手を動かして確認だ。ノートに書いてみよう。

問題
次の日本語を英語にしよう。
① 私は毎日サッカーをします。(play / every day)
② あなたは犬が好きですか?(like / dogs)
③ 彼は英語を勉強します。(study / English)

答え合わせ。

解答と考え方
I play soccer every day.
 「する」=動作 → 一般動詞。am はいらない("I am play〜" にしない!)

Do you like dogs?
 一般動詞の疑問文 → 頭に Do。"Are you like〜" にしないこと。

He studies English.
 主語が He(三人称単数)→ study は y を i に変えて es。"He study〜" は s の付け忘れ。

3問とも正解できたら、be動詞と一般動詞の土台はバッチリだ。間違えた問題があっても大丈夫。間違えた1問だけをもう一度やり直すのが一番効く復習法だよ。

まとめ:この3つを7月のうちに固めよう

be動詞・一般動詞 卒業チェック
✅ 「〜する(動作)」の文に am / is / are を入れない("I am play" 卒業)
✅ 一般動詞の否定・疑問は don't / Do を使う
✅ he / she が主語なら s、でも does / don't のときは s を消す

この3つは、この先の過去形・現在進行形・未来形すべての土台になる。福岡県の公立高校入試でも英語は60点分あって、こうした基本文法の正確さがそのまま得点に直結する。夏休みは、新しいことより「1学期の総復習」で土台を固めるのが一番のびる時期だ。

大野城市・春日市周辺で「うちの子、英語の最初でつまずいてるみたい」と感じたら、この be動詞と一般動詞の区別ができているかを、まずチェックしてみてほしい。ここさえ直れば、英語はちゃんと巻き返せる科目だよ。

一緒にがんばろう。

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