「テストは解けたはずなのに、答えが合わない…」
中1のこの時期、いちばん多い相談がこれなんだ。中間・期末が終わって答案が返ってきて、「あー符号でやられた!」ってなる。大野城市や春日市で教えてる子たちも、7月のこの時期はほぼ全員がここでつまずく。
でも安心してほしい。正負の数の符号ミスは、間違え方が3パターンしかない。逆に言えば、この3つを潰せば計算の点数は一気に戻ってくる。今日はそれを1つずつ、手を動かしながら直していこう。
・符号ミスが起きる3パターンを見分けられる
・「引き算は足し算に直す」で計算が安定する
なぜ中1の最初で、みんな符号でつまずくのか
小学校までの計算は「1+2」「5−3」みたいに、答えがプラスの世界だけで完結してた。ところが中学に入ると、いきなりマイナスの数が出てくる。
しかも厄介なのは、符号ミスは「わからない」んじゃなくて「勘違い」で起きること。だから本人はできてるつもりで、テストで初めて気づく。ここを7月のうちに直しておくと、2学期の文字式・方程式がラクになる。福岡の入試でも、大問1の小問集合で正負の数の計算は毎年出る。土台なんだ。
つまずきパターン① 「−3−5」を「−3引く5」だと思ってしまう
いちばん多いのがこれ。生徒の頭の中を吹き出しで再現するね。
正負の数の世界では、引き算はぜんぶ「マイナスの数を足す」に直せる。これが最大のコツ。
−3−5 を「3から5を引く」と読む
→ 答えの符号が迷子になって +2 や 8 にしてしまう
−3−5 = (−3)+(−5)
→ マイナス同士を足すから −8
(借金3万+借金5万=借金8万、で覚えてもOK)
つまずきパターン② 符号が違う数どうしで、大きい方の符号を見落とす
「−7+3」みたいに、マイナスとプラスが混ざるとここでつまずく。
符号がちがう数の足し算は、手順が2ステップなんだ。
ステップ2:もとの数で「大きい方」の符号をつける(7がマイナス側だから −4)
数直線でイメージするともっと確実。0からスタートして、まず左に7歩(−7)、そこから右に3歩(+3)戻る。今いるのは0より左の −4 の地点。「どっちに多く動いたか」で符号が決まるんだ。
つまずきパターン③ マイナスのかけ算・わり算で符号ルールを混同する
「−2×(−3)」みたいなかけ算になると、足し算のルールを引きずってミスる。
−2×(−3)=−6
「マイナスがあるから答えもマイナス」と思い込む
−2×(−3)=+6
マイナス×マイナス=プラス。
マイナスの個数が偶数なら+、奇数なら−
・偶数個(0, 2, 4…)→ 答えは +
・奇数個(1, 3, 5…)→ 答えは −
例:(−2)×(−3)×(−1) はマイナスが3個=奇数 → 答えはマイナス(−6)
大事なのは、足し算・引き算の符号ルールと、かけ算・わり算の符号ルールは別物だってこと。ここを混ぜるからミスが起きる。「+−が混ざる足し算=大きい方の符号」「かけ算=マイナスの個数で決める」。頭の中で引き出しを分けよう。
手を動かして確認しよう(3問)
読むだけだと明日には忘れる。実際に解いてみて。答えは下にあるよ。
(2) −9 + 5 = ?
(3) (−3) × (−2) × (−1) = ?
(2)符号ちがい → 9−5=4、大きい方は9でマイナス → −4(パターン②)
(3)マイナスが3個=奇数 → 符号はマイナス、3×2×1=6 → −6(パターン③)
3問とも合ってたら、正負の数の符号はもう大丈夫。間違えた番号があれば、そのパターンの説明をもう一回読み返してみて。
期末後の「総復習」はこうやる
7月は、返ってきたテストを見直す絶好のタイミング。おすすめの復習法はシンプルだ。
② その場で解き直さず、まず「①②③どのパターンか」を分類する
③ 分類できたら、そのパターンの問題を5問だけ解く
④ 数日あけて、間違えた問題だけをもう一度テスト(覚える作業より、思い出す作業が記憶に残る)
「たくさん解けば直る」んじゃない。自分がどのパターンで転ぶかを知るのが先。それがわかれば、対策は5問で足りる。
まとめ
・パターン①:引き算は足し算に直す(−3−5=(−3)+(−5)=−8)
・パターン②:符号ちがいは引いて、大きい方の符号
・パターン③:かけ算・わり算はマイナスの個数(偶数=+、奇数=−)
・足し算の符号ルールとかけ算の符号ルールは別の引き出し
正負の数は、中学数学ぜんぶの土台。ここが安定すると、2学期の文字式も方程式も、来年の一次関数も、全部がラクになる。逆にここを放っておくと、ずっと計算ミスに悩まされる。7月のうちに、今日の3パターンを潰しておこう。
大野城市・春日市を中心に、こういう「つまずきの正体」を一緒に見つけて直していくのが、ろっく家庭教師の仕事です。「うちの子、符号でよく間違えるんです」という相談、実はいちばん直しやすいところなんだ。気になったらいつでも声をかけてね。
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