こんにちは、ろっく家庭教師です。

中3のみんな、平方根(√)はもう習ったよね。7月の1学期期末テスト、多くの中学校でここが範囲のド真ん中に入ってくる。

そして毎年、指導していて必ず見るのがこの答案。

√2 + √3 = √5

気持ちはすごくわかる。2+3=5だもんね。でもこれ、**×**なんだ。

今日は「なぜ√5にしちゃいけないのか」を根本から説明して、平方根の計算ミス3大パターンを全部つぶしていくよ。平方根の計算は福岡県公立高校入試の大問1(小問集合)でほぼ毎年出題される、落とせない問題だからね。

毎年
福岡入試の小問集合に出題
3つ
つまずきパターンはこれだけ

そもそも√って何だった?

計算ルールの前に、1つだけ確認。

**√2は「2乗すると2になる数」**のこと。約1.414…という、れっきとした「1つの数」なんだ。

ここが超重要。√2は「√と2のセット」じゃなくて、1.414…という長さをもった1本の棒みたいなものだとイメージしてほしい。

ミス① √2+√3=√5 にしてしまう(足し算のミス)

よくある間違い

√2 + √3 = √5
(中の数どうしを足してしまう)

正しい解き方

√2 + √3 はこれ以上計算できない
答えは √2 + √3 のまま。

「え、計算できないの?」って思うよね。数字で確かめてみよう。

いっぽう √5 ≒ 2.236。全然違う数になっちゃった。だから√の中身どうしを足しちゃダメなんだ。

👦
じゃあ√の足し算って、いつ計算できるんですか?
👨‍🏫
√の中身が同じときだけ! 2√3 + 5√3 = 7√3 みたいにね。「√3という同じ種類の棒が2本と5本で、合わせて7本」と考えるんだ。文字式の 2x + 5x = 7x と同じ仕組みだよ。

つまり√の足し算・引き算は、同類項をまとめるのと同じ。√3をxだと思えば、中1でやった文字式のルールがそのまま使える。

ミス② 足し算と掛け算のルールをごちゃまぜにする

ミス①を注意されたあとに、今度は逆のミスが出る。

√2 × √3 = 「これ以上計算できない」…?

いや、掛け算はできるんだ。ここがややこしいところ。

ポイント:足し算と掛け算でルールが真逆
掛け算・割り算 → √の中身どうしを計算してOK
 √2 × √3 = √6  √10 ÷ √5 = √2
足し算・引き算 → √の中身は計算NG。中身が同じものだけまとめる
 √2 + √3 はそのまま  4√2 − √2 = 3√2

「掛け算は中身OK、足し算は中身NG」。テスト前にこの一行だけでも唱えて覚えてほしい。定期テストでは、足し算と掛け算が混ざった問題を出して、この混同をわざと狙ってくるからね。

ミス③ √の中を小さくしないで終わる(a√bへの変形忘れ)

3つ目は、計算はできてるのに減点されるパターン。

√12 のまま答えを書いて減点。

√12は、中の12を「(2乗の数)×(何か)」に分解できる。

√12 = √(4×3) = √4 × √3 = 2√3

コツ:中身を割るのは「4, 9, 16, 25…」
√の中の数を、2乗の数(4, 9, 16, 25, 36…)で割れないか順にチェック。
√18 → 9×2 → 3√2  √50 → 25×2 → 5√2  √48 → 16×3 → 4√3
「√の中はできるだけ小さく」が答案の完成形だよ。

なぜこれが大事かというと、√の中を小さくしないと足し算ができるのに気づけないから。

例えば √12 + √27。一見「中身が違うから計算できない」ように見えるけど…

√12 + √27 = 2√3 + 3√3 = 5√3

変形したら同じ√3どうしだった、というのが定期テスト・入試の超定番。福岡県入試の小問集合に出る平方根の計算は、ほぼこの「変形してからまとめる」型なんだ。

練習問題(期末テスト・入試レベル)

手を動かしてみよう。3問とも今日の3パターンが入ってるよ。

問1 √5 + √20 を計算しなさい。

問2 √6 × √8 を計算しなさい。

問3 √27 − √48 + √3 を計算しなさい。


【解答・解説】

問1 √20 = √(4×5) = 2√5。よって √5 + 2√5 = 3√5 (√25=5 としてしまった人は、ミス①の「中身を足す」をやってるよ)

問2 √6 × √8 = √48 = √(16×3) = 4√3 (√48 のまま終わった人はミス③。掛けたあとも中身チェック!)

問3 √27 = 3√3、√48 = 4√3。よって 3√3 − 4√3 + √3 = 0 (答えが0になってビックリした人、合ってるよ。−√3 + √3 で消える)

まとめ:平方根は「夏までに」固めよう

平方根はこのあとの2次方程式・三平方の定理で毎回使う、中3数学の土台。ここが曖昧なまま2学期に入ると、あとの単元が全部ぐらつくんだ。

僕は福岡(大野城市・春日市エリア中心)で家庭教師をしているけど、夏休みに平方根を固め直した生徒は、2学期の2次方程式でつまずかない。逆にここを放置すると、入試直前に「√の計算から」やり直すことになる。

1学期期末が終わったら、間違えた√の問題だけでいいから、もう一度解き直してみてね。覚えたらすぐテスト、間違えたものだけ再テスト。これが一番効率のいい固め方だよ。

質問があれば、いつでもろっく家庭教師まで。

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