こんにちは、福岡で中学生を教えているろっく家庭教師です。

6月は中1にとって初めての1学期期末テストの時期だね。そして中1数学で一番つまずくのが、テスト範囲のド真ん中にある「正負の数」。

中でも生徒がいちばん手を止めるのがこれ。

マイナスを引くってどういうこと?」

たし算はできる。かけ算もなんとかなる。でも -3-(-5) みたいにマイナスを引く引き算が出たとたん、符号がぐちゃぐちゃになる。これ、大野城市や春日市で教えてきた中1のほぼ全員が一度は通る道なんだ。

今日はこの「正負の数の引き算の符号ミス」を、つまずく順番そのままに3パターンに分けて直していくよ。最後まで読めば、期末テストの計算問題で落とさなくなる。

7割
の中1が引き算の符号でミス
No.1
1学期期末の失点単元

まず確認:引き算につまずくのは「あなただけ」じゃない

正負の数で、たし算はわりとできる子が多い。問題は引き算。なぜか?

理由はシンプルで、「-(マイナス)」という記号が2つの意味を持っているからなんだ。

「-」には2つの役割がある
引き算の記号(ひく):5 - 3
負の数の符号(マイナスの数):-3

この①と②が同じ式に出てくると混乱する。これが正負の数の引き算が難しい正体だよ。

ここを整理しないまま進むと、テストでこんな風に崩れる。順番に見ていこう。

つまずきパターン①:マイナスを引くと、なぜか引いたまま

いちばん多いのがこれ。

よくある間違い

-3-(-5)
= -3-5
= -8 ❌

正しい解き方

-3-(-5)
= -3+5
= +2 ✅

-(-5)」を、なんとなく「-5」のまま計算しちゃうミス。

ここで覚えるルールはたった1つ。

引き算は「ひっくり返してたし算」
ひく(−)と、後ろの数の符号を、両方ひっくり返す。
− と −5 → + と +5

だから −3 −(−5) は、−3 +5 に変身する。
「マイナスをひく=プラスをたす」と声に出して覚えよう。

なぜひっくり返るのか? イメージで言うと「借金(マイナス)が減る=プラスになる」ってこと。-5円の借金が引かれた(無くなった)ら、その分プラスだよね。

👦
なんで2回もひっくり返すんですか?1回じゃダメ?
👨‍🏫
「ひく(−)」も記号、「−5のマイナス」も記号。記号は2つあるから、2つとも変える。セットで動くって覚えよう。

つまずきパターン②:符号は直せたのに、最後の答えの符号でミス

パターン①をクリアして -3+5 まで変身できても、ここで2つ目の壁が来る。

「-3+5って、答えはマイナス?プラス?」

たし算に直したあと、符号が違う数どうしの計算でまた止まる子が多い。

符号が違う数のたし算は「大きい方ひく小さい方」
① 数字だけ見て、大きい方から小さい方をひく:5 − 3 = 2
② 答えの符号は、大きい方の数の符号をつける:5の方が大きい → +
→ 答えは +2

「-3+5」なら、数字は5の方が大きいから答えはプラス。5-3で2。だから**+2**。

もう1問やってみよう。

問題: -8 + 6 を計算しなさい

数字だけ見ると8の方が大きい。8-6=2。大きい方(8)の符号はマイナス。だから答えは…

答え
−8 + 6 = −2
大きい方が「−8」だから、答えもマイナスになるよ。

つまずきパターン③:項が3つ以上になると順番でパニック

期末テストでは、こんな3つ以上つながった式が必ず出る。

-4 -(-7) +(-2)

ここでパニックになる子は、「前から順番に1つずつ」やろうとして崩れる。おすすめは次の2ステップ。

3つ以上は「全部たし算に直す→プラスとマイナスで仕分け」
ステップ1:かっこと符号を、全部たし算の形に直す
−4 −(−7) +(−2) → −4 +7 −2

ステップ2:プラスの仲間とマイナスの仲間に分けて、別々に合計
プラス:+7
マイナス:−4 −2 = −6
最後に合わせる:+7 −6 = +1

前から1個ずつ計算するより、プラス組とマイナス組に分けてから合体させた方が、符号ミスがグッと減る。これは福岡県公立高校入試の計算問題(大問1)でも効く、一生使えるやり方だよ。

まとめ:この順番で直せば期末で落とさない

正負の数の引き算は、つまずく順番が決まってる。だから直す順番も決まってるんだ。

今日の3ステップ
マイナスをひく=プラスをたす(記号2つをセットでひっくり返す)
② 符号が違うたし算は大きい方ひく小さい方+大きい方の符号
③ 項が3つ以上は全部たし算に直して、プラス組・マイナス組で仕分け

正負の数はこの先の文字式・方程式・関数、ぜんぶの土台になる。ここで符号を固めておくと、中2・中3がまるごとラクになる。逆にここが穴のままだと、ずっと計算で点を落とし続けることになるんだ。

ろっく家庭教師では、大野城市・春日市・福岡市を中心に、「どこでつまずいているか」をその場で見抜いて、その子の崩れ方に合わせて直していくよ。「うちの子、正負の数でつまずいてる気がする」と思ったら、期末が終わった今のうちに手を打つのがいちばん早い。

まずは今日の3問、もう一度自分の手で解いてみてね。手が止まらなくなったら、それが「直った」サインだよ。

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