6月中旬、大野城市や春日市の中1のみんなは、いよいよ初めての1学期期末テストだね。中間で「数学いけるじゃん」と思った子ほど、ここで足元をすくわれるのが文字式なんだ。

正負の数までは「計算するだけ」だったのに、文字式になった途端に「a×3をなんで3aって書き直すの?」「÷ってどうやって消すの?」と手が止まる。これ、頭が悪いんじゃなくて、ルールを順番に整理してないだけなんだよ。

今日は、ろっく家庭教師が指導現場で見てきた「中1が文字式でつまずく順番」そのままに、3パターンに分けて一発で直していくよ。

3つ
のルールで文字式は9割解ける
×と÷
の省略でほぼ全員つまずく

そもそも文字式の「省略ルール」って何のため?

文字式は、書くのをラクにして、ミスを減らすために省略ルールがある。ダラダラ「×」を書くと、かけ算の記号 × と文字の x がごちゃ混ぜになるよね。だから数学では「×」を消すと決めたんだ。

ルールはたった3つ。これだけ覚えればいい。

文字式 3大ルール
① かけ算の「×」は省く(数字を文字の前に書く)
② 「÷」は分数の形にする
③ 同じ文字どうしはまとめる(同類項)

順番に、みんながやらかす間違いと一緒に見ていこう。

パターン①:「×」の省略で順番がぐちゃぐちゃ

一番多いのがこれ。a×3 を書き直すとき。

👦
a×3 だから… a3 って書きました!
👨‍🏫
惜しい!数字は文字の「前」に書くのがルールだよ。a3じゃなくて 3a だね。
よくある間違い

a × 3 = a3
1 × b = 1b
x × y = yx

正しい書き方

a × 3 = 3a(数字を前に)
1 × b = b(1は省く)
x × y = xy(文字はアルファベット順)

ポイントは3つ。

コツ
「数字 → 文字(アルファベット順)」の順に並べる、と口で唱えながら書くとミスが消えるよ。

パターン②:「÷」を消せずに固まる

次に止まるのが割り算。a÷3 をどう書く?

ここで「a÷3…÷って消せないよ…」とフリーズする子が本当に多い。答えはシンプルで、÷は分数にするんだ。

よくある間違い

a ÷ 3 = a3
x ÷ 5 = x5
(÷をそのまま消してかけ算扱い)

正しい書き方

a ÷ 3 = a/3(3分のa)
x ÷ 5 = x/5(5分のx)

÷○ は「○を下に書く(分母にする)」と覚えよう。a÷3 なら、aが上、3が下で「3分のa」だね。÷ をそのまま消して a3(=3a)にしてしまうと、まったく別の数になってしまう。ここは意味から押さえることが大事だよ。

なぜ分数なの?
「÷3」と「×3分の1」は同じ意味。だから割り算は全部、分数(かけ算の形)に書き直せるんだ。これは中2・中3でもずっと使う超重要ルールだよ。

パターン③:同類項のまとめ方で「文字も足しちゃう」

最後はこれ。2a + 3a のような計算。

👦
2a + 3a = 5a²(エーの2乗)ですか?
👨‍🏫
そこ!文字はそのまま、数字だけ足すんだよ。2a + 3a = 5a が正解。

同類項(同じ文字の項)は、数字の部分だけ足し引きして、文字はそのまま。文字どうしをかけたり、2乗にしたりしない。

よくある間違い

2a + 3a = 5a²
4x − x = 4(xが消える)
2a + 3b = 5ab

正しい計算

2a + 3a = 5a
4x − x = 3x(xは消えない)
2a + 3b = 2a + 3b(まとめられない)

ここで覚えてほしい3つ。

合言葉
「文字が同じなら、数字だけ計算」。これだけで同類項のミスはほぼ消えるよ。

手を動かして確認しよう(期末頻出3問)

ここまで読んだら、実際に解いてみよう。ノートに書いてから答えを見てね。

確認問題
(1) b × 7 × a を簡単にしなさい
(2) x ÷ 4 を簡単にしなさい
(3) 5y − 2y + 3 を計算しなさい

答え

(3)で 3y+36y とまとめてしまう子が多いけど、3y(文字あり)と 3(文字なし)は別の種類だから、これ以上まとめられないよ。

まとめ:文字式は「ルールの順番」で必ず直る

今日のまとめ
① ×は省く → 数字を前、文字はアルファベット順、1は省く
② ÷は分数にする → 割る数を分母へ
③ 同類項は数字だけ計算、文字はそのまま

文字式は、才能じゃなくてルールの暗記と順番でできるようになる単元なんだ。逆に言えば、ここを6月の期末でしっかり固めておかないと、2学期の「方程式」、中2の「一次関数」、そして福岡県の公立高校入試で配点の高い関数・図形まで、ぜんぶ崩れていく。文字式は中学数学3年間の土台だよ。

大野城市・春日市で「うちの子、文字式から数学が分からなくなった気がする」という保護者の方へ。つまずきは必ずどのルールでズレたかまで特定できる。ろっく家庭教師では、こうやって「間違える順番」から逆算して、お子さん専用の直し方を一緒に作っていくよ。まずは今日の3問、解けたかな?

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