「正負の数なんて、ただの足し算引き算でしょ?」——そう思って油断すると、1学期期末でいちばん点を落とす単元がこれなんだ。
大野城市や春日市で中1を教えていると、6月のこの時期、ほぼ全員が同じところで手が止まる。それが負の数の引き算。
正負の数は中学数学すべての土台。ここがグラグラだと、この後の文字式も方程式も全部崩れる。逆に言えば、今ここを固めれば1年間ずっとラクになる。今日は符号ミスが起きる「3つのパターン」を、ぜんぶ潰していくよ。
まず、つまずく瞬間を見てみよう
ここで大事なのは、マイナスには2つの役割があるってこと。これを混ぜるから事故る。
② 負の符号(−)…その数が「負の数」だという目印
「-3-(-5)」は、3 から (-5) を ひく。つまり「①ひく」+「②負の数の-5」が並んでるだけなんだ。
パターン1:引く数の符号を変え忘れる(最多)
いちばん多いのがこれ。引き算を、符号を変えずにそのまま計算しちゃうミス。
-3-(-5)
= -3-5
= -8 ❌
※カッコだけ外して、ひく数の符号をそのままにした
-3-(-5)
= -3+5(ひく→たすに変身!)
= +2 ✅
・−(−5) → +5
・−(+4) → −4
引き算は「反対の数をたす」に書き換える。これさえ機械的にやれば、もう迷わない。
なぜ符号が逆になるのか? 「-5 をひく」というのは「5 を返してもらう=5 が増える」イメージ。借金(-5)が消えれば、その分プラスになるよね。数直線で考えてもいい。理由はあとからでいい。まず手が正しく動くことが先だ。
パターン2:「-」が記号か符号かで混乱する
式の先頭や、数と数の間でマイナスが連続すると、どれが「ひく」でどれが「負の数」かわからなくなるパターン。
数のすぐ前(カッコの中など)にある「−」=負の符号
迷ったら、いったん全部を「たし算」に書き直すと事故らない。
例)-3-(-5) → (-3)+(+5) ←こう書けば、あとは足すだけ。
パターン3:かっこと符号がダブったときに崩れる
カッコ外しと符号変換を同時にやろうとして、片方を忘れるパターン。期末テストの応用問題はだいたいここを突いてくる。
実際に1問やってみよう。
(1) 4 - (-6) (2) -8 - (+3) (3) -2 - (-2)
手を止めて、まず自分で書いてみて。書いてからスクロールしてね。
…書いた? じゃあ答え合わせ。
(2) -8 - (+3) = -8 - 3 = -13(−(+3)→−3)
(3) -2 - (-2) = -2 + 2 = 0(同じ数を引けば0)
全部「−( )を外すとき、中の符号を逆にする」を1回やっただけ。パターンは1つしかないんだ。
(3)で「-4」と答えた人、いない? これがいちばん多い失点。「-2 - (-2)」を「-2 - 2」と書いてしまう典型ミス。引く数の符号変換を忘れた瞬間だ。テストでは(3)タイプが必ず狙われるよ。
符号ミスを家でゼロにする練習法
正負の数は「理解」より「反射」で解けるようにするのがコツ。覚える時間に頭は働いてないから、すぐテスト形式で手を動かすのが最強だ。
② すぐ丸つけ。間違えた問題だけに印
③ 印のついた問題だけ、もう一度解く
④ 全部○になるまで②③を繰り返す
「全問やり直し」はムダ。間違えたものだけを狩るのが時短のコツだよ。
正負の数の引き算は、福岡県公立高校入試の大問1(計算問題)にも毎年そのまま出る。つまり今やってる練習が、3年後の入試の得点にそのまま乗るってこと。1学期のうちにここを反射でできるようにしておけば、本当にラクになる。
大野城市・春日市で「うちの子、正負の数でつまずいてるかも」と感じたら、放っておくと文字式・方程式まで連鎖するから早めが肝心。ろっく家庭教師では、こういう「つまずきの順番」を1つずつ潰して、点数に変えていくよ。
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