こんにちは、福岡のろっく家庭教師です。

先月5月27日、ドラゴンクエストがシリーズ40周年をむかえたね。初代の発売が1986年の同じ日。お父さん・お母さん世代が夢中になったあのゲームが、もう40年。Switch2版や新作の映像も解禁されて、家じゅうで盛り上がった、なんて家庭もあるんじゃないかな。

でね、先生はドラクエの**「レベル上げ」**を見ていて思ったんだ。

これ、中1数学の『正負の数』そのものじゃん、と。

「いやRPGと数学、関係なくない?」って思った? いやいや、ドラクエほど正負の数がわかりやすいゲームはないんだよ。敵の攻撃でHPが減る=マイナス、薬草で回復=プラス。 この「増えたり減ったり」を符号で表すのが、まさに正負の数の正体なんだ。

今日はこのドラクエパワーで、1学期期末&福岡入試の土台になる正負の数を、8割がつまずく符号ミスごと一気に攻略するよ。

なぜ今この単元?
正負の数は中1の最初に習うけど、ここでの符号ミスは中2・中3の方程式や関数まで一生ついてくる「数学の土台」。1学期期末の最重要範囲だし、福岡県公立入試の計算問題(大問1)でも符号ひとつで失点する子が毎年あとを絶たないんだ。

なぜ8割が「正負の数」で沈むのか

正負の数って、足し算・引き算そのものは小学校でやったこと。だから「カンタンでしょ」と油断する。でもね、マイナスが入ったとたんに頭が混乱する。 これが落とし穴。

80%
が符号でケアレスミス
−(−3)
ここで全員つまずく
大問1
福岡入試の最初に出る

ドラクエで考えてみよう。「毒の沼でダメージを受け続ける状態」から抜け出すと、HPはどうなる? もう減らなくなる、むしろ回復に転じるよね。これが 「マイナスを取り消す=プラスになる」 の正体なんだ。それじゃ、8割が沈む4大ミスを順番にやっつけよう。

ミス①:負の数の引き算 −(−3) で符号がわからなくなる

これが正負の数のラスボス。一番多い間違いだよ。

よくある間違い

5 − (−3) = 5 − 3 = 2
「マイナス引くマイナスだから引き算でしょ?」

正しい解き方

5 − (−3) = 5 + 3 = 8
「マイナスを引く=そのぶん増える!」

👦
なんで「−(−3)」が「+3」になるの?引き算なのに増えるの意味わかんない…
👨‍🏫
ドラクエで考えよう。「−3のダメージ」を"取り消す(引く)"とどうなる?受けるはずだったダメージが消えて、そのぶんHPが戻るよね。だから「−(−3)」は「+3」。マイナスの世界では"マイナスを引く=プラス"なんだ。
符号のルールはこれだけ
・−(+3) → −3(プラスを引く=そのまま減る)
・−(−3) → +3(マイナスを引く=逆に増える)
かっこの前のマイナスは「中の符号をひっくり返すスイッチ」だと覚えよう。

ミス②:減法を加法に直さず、途中で符号を落とす

3つ以上の足し引きが混ざると、頭がパンクして符号がポロッと落ちる。

よくある間違い

−4 − 6 + 2
= −4 − 8 = −12
(−6と+2を勝手に計算してグチャグチャ)

正しい解き方

−4 − 6 + 2
マイナス組:−4−6=−10
プラス組:+2
= −10 + 2 = −8

コツは、プラスのHP回復ぶんと、マイナスのダメージぶんを別々に集計すること。ドラクエの戦闘ログと同じで、「受けたダメージの合計」と「回復した合計」を分けてから、最後に差し引きするんだ。バラバラに計算するから符号を落とすんだよ。

ミス③:(−3)² と −3² を同じだと思っている

これは期末テストで差がつく超頻出ミス。見た目がそっくりなのに答えが真逆になる。

よくある間違い

−3² = 9
「マイナス3を2回かけたから+9でしょ?」

正しい解き方

(−3)² = (−3)×(−3) = +9
−3² = −(3×3) = −9

かっこがあるかないかで天と地
・**(−3)²** … かっこごと2乗。マイナスも一緒に2回かける → +9
・**−3²** … 2乗するのは3だけ。マイナスは最後にくっつくだけ → −9
「かっこは"−3"というキャラ全体を守る盾」。盾がなければマイナスは2乗に巻き込まれないんだ。

ミス④:かっこを外すとき、後ろの符号を変え忘れる

よくある間違い

7 − (4 − 9)
= 7 − 4 − 9 = −6
(−9をそのまま下ろした)

正しい解き方

7 − (4 − 9)
= 7 − 4 + 9 = 12
(かっこの前が−だから、中の符号を全部反転)

かっこの前のマイナスは、中身全員の符号をひっくり返す呪文。1個目だけ変えて2個目を忘れる子がほんとに多い。「マイナスのかっこを外すときは、中身全部反転」を口グセにしよう。

力だめし!この3問、解けるかな

練習問題(ノートに手を動かして!)
(1) −8 − (−5) = ?
(2) 6 − 10 + 3 − (−4) = ?
(3) −5² + (−2)² = ?

考えてから下の答えを見てね。

答えと解説
**(1)** −8 −(−5) = −8 +5 = **−3**(マイナスを引くから増える)
**(2)** マイナス組:−10、プラス組:6+3+4=13 → 13−10 = **+3**(−(−4)は+4に!)
**(3)** −5²=−25、(−2)²=+4 → −25+4 = **−21**(かっこの有無で符号が変わる)

全問正解できた子は、正負の数の土台はバッチリ。1問でも落としたなら、そこが君の「毒の沼」だよ。間違えた問題だけもう一度解き直そう。

ろっく流・符号ミスの直し方
覚える時間は頭が働いてない。だからすぐテスト→間違えたものだけ再テストが最強。正負の数なら、計算ドリルを5問ずつ解いて、×がついた問題に印をつけて、翌日その印の問題だけもう一回。これを3日くり返すと、符号ミスはほぼ消える。ドラクエのレベル上げと同じで、苦手な敵(間違えた問題)だけ集中的に狩るのが一番効率いいんだ。

まとめ:正負の数は「数学のレベル1」

ドラクエでいきなりラスボスに挑む人はいないよね。まずはスライムを倒してレベルを上げる。数学も同じで、正負の数というレベル1をしっかり固めないと、方程式・関数というボスには絶対勝てない。

今日の4大ミスをもう一度:

この符号ミスをつぶしておけば、1学期期末の計算問題も、福岡入試の大問1も、安定して点が取れるようになるよ。正負の数は地味だけど、ここが全教科のなかで一番「やったぶんだけ確実にレベルが上がる」単元。コツコツ経験値をためていこう。

困ったときは、ろっく家庭教師がいつでもパーティーに加わるからね。一緒にレベル上げしていこう!

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