こんにちは、ろっく家庭教師です。
野球を見てると、やっぱり大谷翔平はすごいよね。投げる(ピッチャー)と打つ(バッター)を同時にやる「二刀流」。普通は片方だけでも一流なのに、2つを同時にこなしちゃう。
実はこの「二刀流」、中学2年生の数学にそっくりなものがあるんだ。それが今まさに1学期期末テストの山場になる 「連立方程式」。
なんでそっくりかって?連立方程式って、こういう式だよね。
x + y = 5
2x - y = 1
式が2つあって、それを同時に解く。「xだけ」でも「yだけ」でもダメ。2つの式を同時に使って、2つの答え(x と y)を両方とも出す。これ、まさに二刀流でしょ?投げるだけ・打つだけじゃ二刀流にならないのと一緒。
ところがこの連立方程式、毎年1学期期末テストで8割の生徒がどこかで落とす。今日はそのよくあるミスを5つ、具体的に見ていこう。福岡県の公立入試でも大問2あたりで必ず顔を出す、超重要単元だよ。
ミスその1:加減法の「引き算」で符号を変え忘れる
いちばん多いのがこれ。加減法で式を引くとき、後ろの式の符号を全部変えるのを忘れるミス。
3x + y = 10
x + y = 4
を引くとき…
3x + y - x + y = 10 - 4
→ 2x + 2y = 6 ❌
(下の式の +y をそのまま足してしまった)
下の式を全部引く:
3x + y - (x + y) = 10 - 4
→ 3x + y - x - y = 6
→ 2x = 6
→ x = 3 ✅
カッコをつけて引けば符号ミスは消える!
コツは、引く式に必ずカッコをつけること。-(x + y) と書いてから外せば、-x - y と符号が自然に変わる。これだけでミスが激減するよ。
ミスその2:代入法で「片方しか答えを出さない」
代入法で x を求めて、そこで満足して終わるパターン。さっき言った通り、これは二刀流じゃなくて「投げただけ」。
x を求めたら、その場ですぐ元の式に代入して y も出す。クセにしてしまえば忘れない。答えは x = 2, y = 3 のように両方そろえて書こう。
ミスその3:係数をそろえる時、片方だけ掛ける
加減法で文字を消すために係数をそろえるとき、式の一部だけに数字を掛けてしまうミス。
○ 4x + 6y = 14
× 4x + 3y = 7(右辺と真ん中を忘れた)
「掛けるなら全員に掛ける」が鉄則。
これ、計算が長くなるほどやりがち。1つの式を○倍するときは、左辺も右辺も、全部の項を忘れずに。
ミスその4:文章題の立式でつまずく
期末テストの後半に出る文章題。ここで一気に差がつく。「何を x、何を y にするか」を決められずに止まっちゃう子が多いんだ。
例題をひとつやってみよう。
立式のコツは、聞かれているものを x, y にすること。
りんご1個を x 円、みかん1個を y 円とすると
2x + 3y = 420 … ①
x + 2y = 250 … ②
あとは加減法。②を2倍して 2x + 4y = 500、①と引くと y = 80。これを②に代入して x = 90。
答え:りんご90円、みかん80円。 ね、ちゃんと x も y も両方出した。二刀流完成だ。
ミスその5:検算(見直し)をしない
最後はこれ。出た答えを 元の2つの式に両方入れて確かめる だけで、計算ミスはほぼ防げる。さっきの答えで確認してみよう。
- ① 2×90 + 3×80 = 180 + 240 = 420 ✅
- ② 90 + 2×80 = 90 + 160 = 250 ✅
両方の式でピッタリ合えば正解。たった30秒の見直しで、1〜2問分の点数が守れるんだ。テストの最後、時間が余ったら必ずやろう。
② 片方しか答えない → x を出したら即 y も
③ 片方だけ掛ける → 全部の項に掛ける
④ 文章題の立式 → 聞かれたものを x, y に
⑤ 検算しない → 2つの式に代入して確認
おわりに
大谷翔平が二刀流で結果を出せるのは、投げるのも打つのも両方ちゃんと仕上げてるから。連立方程式も同じで、x と y を両方そろえて、最後に見直しまでやって初めて「点になる」。
6月は中3にとっては部活引退から受験勉強がスタートする時期だし、中1・中2にとっては1学期期末の正念場。連立方程式は2学期の関数にもつながる超重要単元だから、ここでしっかり「二刀流」を完成させておこう。
「文章題が立式できない」「符号でいつも間違える」——そういうつまずきこそ、家庭教師の出番だよ。福岡で家庭教師をお探しなら、ろっく家庭教師まで気軽に声をかけてね。
それじゃ、また次回!
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