こんにちは、ろっく家庭教師です。

ニュースで見たかな? 劇場版『名探偵コナン』が興行収入100億円を突破、しかもこれで4作連続の100億円超えっていう、とんでもない記録が出たんだ。もはや日本の初夏の風物詩だね。

で、コナンといえばあのセリフ。「真実はいつもひとつ!」

実はこのコナンの推理、中2数学でみんなが一番ニガテにする『図形の証明』と、まったく同じ仕組みなんだよ。今日はこの話をするね。

なんでコナン=証明なの?
名探偵の推理は「現場に残った事実(証拠)」から出発して、「論理」でつないで、「犯人はこの人だ」という結論にたどり着くよね。
数学の証明も、まったく同じ。「仮定(=最初に与えられた事実)」から出発して、「根拠」でつないで、「だから△と△は合同だ」という結論にたどり着く。
つまり証明は「数学の推理ショー」なんだ。

証明は福岡入試で「ほぼ毎年」出る

「証明なんてテストの一部でしょ?」と思うかもしれないけど、ここは大事。

福岡県の公立高校入試では、図形の証明(記述式)が例年出題されているんだ。さらに福岡入試の記述問題は全体の割合も高い。つまり証明をスルーすると、受験本番でごっそり点を落とす。逆にここを得意にすると、ライバルに差をつけられる超おいしい単元なんだよ。

約8割
の生徒が証明でミスする
毎年
福岡入試で証明が出る

でもね、みんなが落とすポイントは決まってるんだ。コナンになったつもりで、5大ミスをつぶしていこう。

8割が落とす!証明の5大ミス

ミス① 仮定と結論を取り違える

これが一番多い。「使っていい事実(仮定)」と「これから示すこと(結論)」がごちゃごちゃになる。

コナンでいえば、「これから証明したい『犯人』を、最初から証拠として使っちゃう」みたいなもの。それじゃ推理になってないよね。

👦
先生、「AC=BD」を証明しろって問題で、途中でAC=BD使っちゃダメなんですか?
👨‍🏫
ダメ!それは「これから示すゴール」だよね。ゴールを途中で使ったら、自分で自分を証明する反則になっちゃう。使っていいのは問題文に書いてある『仮定』だけだよ。

ミス② 合同条件の覚え間違い

三角形の合同条件は、この3つ+直角三角形の2つ。これを正確に言えないと証明は絶対に書けない。

三角形の合同条件(暗記必須)
① 3組の辺がそれぞれ等しい
② 2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい
③ 1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい

<直角三角形のとき>
④ 斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しい
⑤ 斜辺と他の1辺がそれぞれ等しい

特に②の「その間の角」、③の「その両端の角」がポイント。角の位置が違うと、その合同条件は使えないよ。「2組の辺と1つの角」だけど“間の角”じゃなかった…で不合格、はあるあるなんだ。

ミス③ 対応する頂点の順番を揃えない

合同を書くとき、△ABC≡△DEF のように、対応する頂点の順番をそろえるのがルール。

A↔D、B↔E、C↔F が対応してるよ、という宣言なんだ。バラバラに書くと「どことどこが対応してるの?」となって減点される。コナンが「犯人と被害者の関係」を整理するのと同じで、対応をきちんと示すのが大事。

ミス④ 根拠(理由)を書き忘れる

「∠AOC=∠BOD」とだけ書いて、なぜ等しいのかの理由を書かない。これも超よくある減点。

よくある間違い

∠AOC=∠BOD
(…なんで?理由がない!)

正しい書き方

対頂角は等しいから
∠AOC=∠BOD

「仮定より」「共通な辺だから」「対頂角は等しいから」「平行線の錯角は等しいから」——この**“だから”の一言**が証明の命。名探偵が「なぜそう言えるか」を説明するのと同じだよ。

ミス⑤ 最後の合同条件名を書き忘れる

合同を結論づける直前に、どの合同条件を使ったかを必ず書く。「以上より、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので」の一文ね。ここを飛ばして「よって△AOC≡△BOD」と書くと、推理の最後をすっ飛ばしたのと同じで点がもらえないんだ。

実際に1問やってみよう

例題
線分ABとCDが点Oで交わっていて、AO=BO、CO=DO である。
このとき AC=BD であることを証明しなさい。

コナンになって、現場の証拠(仮定)から犯人(結論)まで論理でつなごう。

解答(証明)
△AOC と △BOD において、
仮定より AO=BO ……①
仮定より CO=DO ……②
対頂角は等しいから ∠AOC=∠BOD ……③
①②③より、2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので
△AOC≡△BOD
合同な図形では対応する辺は等しいから
よって AC=BD (証明終わり)

どう? 5大ミスを全部つぶして書くと、こんなにキレイな推理になる。「仮定→根拠→合同条件→結論」の流れさえ守れば、証明は怖くないんだ。

証明が得意になるコツ
証明は「型を覚えるゲーム」。まずは合同条件を完璧に暗記して、次に「①②③より〜〜なので合同」という型を、同じ問題を3回くり返して手で書く。覚える時間よりテストする時間を多くするのがコツだよ。間違えた問題だけもう一度、を繰り返せば必ず書けるようになる。

まとめ

名探偵コナンの推理は、証拠(仮定)から論理でつないで真実(結論)にたどり着く——これはまさに中2数学の図形の証明そのものだったね。福岡県の入試でも毎年出る大事な単元だから、5大ミスをつぶして「数学の名探偵」になっちゃおう。

証明が苦手で手が止まっちゃう子は、ろっく家庭教師にいつでも相談してね。一緒に「型」をマスターすれば、必ず書けるようになるよ。真実はいつもひとつ、そして証明の答えもひとつだ!

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