こんにちは、福岡のろっく家庭教師です。
今年の大谷翔平、見てる?投手としては5月時点でERA0.82、WHIP0.82、4月のナ・リーグ月間最優秀投手っていう化け物級の数字。なのに、打者としては5月の打率がまさかの.129。連続試合安打もストップして「速球に差し込まれてる」ってロバーツ監督に言われる始末。
二刀流なのに、片方は完璧、片方はガタガタ。このアンバランスさが今、野球ファンの一番の話題なんだよね。
で、これを見て先生は思ったわけ。
「あ、これ化学反応式でみんながやらかすやつと一緒だ」って。
中2理科の「化学変化と原子・分子」、特に化学反応式は定期テストの大量失点ポイント。福岡の入試でも普通に出る。今日はここでみんなが落とす5つのミスを、大谷のアンバランスになぞらえて潰していくよ。
そもそも化学反応式って何をしてるの?
化学反応式は「反応の前(左)」と「反応の後(右)」を矢印でつないだもの。鉄則はたった1つ。
原子は反応で消えたり増えたりしない。左にH原子が4個あったら、右にも絶対4個ないとダメ。
水素が燃えて水ができる反応を例にするよ。
2H₂ + O₂ → 2H₂O
左:H原子が4個(2×2)、O原子が2個。 右:H原子が4個(2×2)、O原子が2個(2×1)。
ちゃんと左右で合ってるよね。これが「バランスの取れた二刀流」の状態。じゃあ、ここでみんなが大谷の打撃みたいに崩れる5つのパターンを見ていこう。
8割が落とす5大ミス
ミス① 添字(小さい数字)を勝手に変えて合わせる ← 最凶
これがダントツ1位の失点ミス。左右が合わないからって、化学式の右下の小さい数字(添字)をいじっちゃうやつ。
添字は「その物質が何でできてるか」を表す、いわば物質のDNA。H₂Oの「2」を変えたら、もう水じゃない。物質そのものが変わってしまう。
左右のOを合わせたいから…
H₂ + O₂ → H₂O₂
「これで両方Oが2個!合った!」
→ できたのは水じゃなくオキシドール。0点。
添字は絶対いじらない。大きい数字(係数)だけで調整する。
2H₂ + O₂ → 2H₂O
→ 物質はそのまま、数だけ合った。正解。
ミス② 係数を化学式の「中」に書き込む
係数は化学式の前につける大きい数字。これを分子の途中に突っ込むミス。H2₂Oみたいな謎の表記をしちゃう。係数は必ず物質の頭にドンと置く。2H₂Oが正しい形。
ミス③ 単体の気体を「原子1個」で書く ← 大谷を片腕にするミス
水素・酸素・窒素・塩素などの気体は、自然界では原子がペアで手をつないだ分子で存在する。だから単体で書くときは必ず2個セット。
これを「H」「O」と1個で書くと、二刀流の大谷から打者の腕をもぎ取るようなもの。本来の力(数)が出せない。
ミス④ 係数の「1」を書く/最後に約分し忘れる
係数が1のときは書かないのがルール。1C + 1O₂じゃなくC + O₂。
逆に、全部の係数が偶数になったら最も簡単な整数比に約分する。4H₂ + 2O₂ → 4H₂Oまで作れても、2で割って2H₂ + O₂ → 2H₂Oにしないと減点される。最後の詰めが甘いと、絶好調の投手の後ろでエラーするのと一緒。
ミス⑤ 左右の原子の数え間違い
2H₂OのH原子は何個?「2個」じゃないよ。係数2 × 添字2 = 4個。係数は化学式全体にかかるから、掛け算するのを忘れない。ここの数え間違いで、せっかく作った式が最後にズレる。
例)3CO₂ → C:3×1=3個、O:3×2=6個。
この指差し確認を左右でやれば、大谷の投打みたいに片方だけ崩れることがなくなる。
実際に手を動かそう(テスト頻出2問)
頭でわかった気になるのが一番危ない。紙とペンで解いてみて。
( )H₂O → ( )H₂ + ( )O₂
( )Mg + ( )O₂ → ( )MgO
解けた?答え合わせいくよ。
H₂O → H₂ + O
(酸素を単体O₂じゃなくOで書いた=ミス③)
しかも左右でOもHも合ってない。
2H₂O → 2H₂ + O₂
左:H4個・O2個/右:H4個・O2個。バッチリ二刀流成立。
Mg + O₂ → MgO
右のOが1個、左が2個で合ってない。
ここで添字を足してMgO₂にしたら一発アウト(ミス①)。
2Mg + O₂ → 2MgO
左:Mg2個・O2個/右:Mg2個・O2個。係数だけで合わせるのがコツ。
まとめ:化学反応式は「二刀流の両立」だ
大谷翔平がスゴいのは、投手と打者の両方を高いレベルで成立させてるから(今年は打撃が苦戦中だけど、きっと戻してくる)。化学反応式も同じで、左だけ・右だけ合わせても0点。両方を同時に成立させて初めて正解になる。
② 数を合わせるのは係数だけ
③ 気体の単体はH₂・O₂・N₂・Cl₂とペアで書く
④ 係数の1は書かない/最後に約分
⑤ 原子の数は「係数×添字」で指差し確認
この5つを守れば、化学反応式で落とすことはまずなくなる。
化学変化の単元は、ここを乗り切れば電池やイオン(中3)にもつながる超重要パート。テスト前に「添字いじってないか?」だけでも見直す習慣をつけてみて。
福岡で「理科の計算系がどうしても苦手」「うちの子、化学反応式でいつも止まる」って悩んでる人は、ろっく家庭教師に気軽に相談してね。一緒に二刀流、完成させよう。
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