おはよう、ろっくだ。
今日2026年5月19日の早朝、ちょっとすごいことが起きてたの知ってる? 小惑星「2026 JH2」が、地球からわずか9万1000kmのところを通過した。 これ、地球と月の距離(約38万km)の4分の1だぞ。一部の気象衛星よりも近い。
「衝突しないの?」って心配した子もいるかもしれないけど、安心して。今回は完全に安全。むしろ望遠鏡があれば観測できる絶好のチャンスだった。
…で、ここからが本題な。
この「小惑星」「月までの距離」「地球の周り」って話、中3理科の『地球と宇宙』単元でガチで出るやつ。福岡県の公立高校入試でも、理科の大問で天体は頻出ジャンル。なのに、模試の採点をしてると、ここで8割の中学生がポロポロ点を落としてるんだ。
今日はそんな「天体で誰もがハマる5大ミス」を、ろっくが本気で解説していくぞ。
・月の満ち欠けの順番がいつも逆になる
・星座が季節で動く理由を聞かれると詰まる
・福岡県の公立高校入試を狙ってる
まずは小惑星クイズ → 中3理科の入口へ
今回の小惑星2026 JH2は、太陽のまわりを回ってる小天体だ。地球も太陽のまわりを回ってる。じゃあ「地球が太陽のまわりを1周する運動」のこと、なんていうか覚えてるか?
これ、本当に多い。じゃあ正しく整理しよう。
【ミス①】自転と公転がごっちゃになる(出題率No.1)
「地球が太陽のまわりを回るのが自転」
「地球がコマみたいに回るのが公転」
→ 逆!
・自転=地球がコマのように回る運動(1日=24時間で1周)
・公転=地球が太陽のまわりを回る運動(1年=365日で1周)
覚え方は超シンプル。 「自」分でクルクル回る→自転。「公」園のまわりを散歩→公転。 漢字の意味そのまま。
→ 答え: 反時計回り(西から東)
これ、毎年どこかの中学のテストで必ず出る。北極側から見て"反時計回り"。これを丸暗記しろ。
【ミス②】月の満ち欠けの順番が逆になる
これは本当に多い。「新月の次は何?」って聞かれて「満月!」って即答する子、毎年クラスに数人いる。
正しい順番はこれ。
「上弦」と「下弦」、どっちが右半分でどっちが左半分か、これも混乱ポイント。
「上弦=月の上半分が光ってる」
「下弦=月の下半分が光ってる」
→ そんな月、存在しません
・上弦の月:夕方の南の空で右半分が光ってる
・下弦の月:明け方の南の空で左半分が光ってる
「夕方の上弦」「明け方の下弦」とセットで覚えろ。
ろっくが教えてる中学生に1番ウケる覚え方はこれ。 「上弦の月=弓を上向きに引いた形(『D』の字)」「下弦の月=弓を下向きに引いた形(『C』の字)」 夜空で月を見て「あ、Dだから上弦か」って言えるようになったら本物だ。
【ミス③】星の日周運動と年周運動の混同
今回の小惑星みたいに、夜空の天体は動いて見える。でも「動いて見える」には2種類ある。これ、ここでも混乱する子が多い。
「15°」と「30°」、テストでは必ずどっちかの数字が問題に出る。
・年周運動=地球の公転のせい。12ヶ月で360°→1ヶ月で30°動いて見える
実は東から西に動いて見える理由は同じ。「地球が動いてるから、星が逆向きに動いて見える」。これだけ。
入試で出る計算問題
実際に解いてみよう。福岡県の入試にこの手の問題は超出る。
問題:ある日の午後8時に、ある星が真南に見えた。 (1)同じ日の午後11時、この星はどの方角に見えるか。また、真南から何度動いているか。 (2)2ヶ月後の同じ時刻(午後8時)、この星はどの方角に見えるか。また、真南から何度動いているか。
ちょっと考えてみて。 …
答え: (1)西の方角に、真南から**45°**動いた位置。 → 3時間×15°/時 = 45°(日周運動)。星は東から西に動くから、真南→西。
(2)西の方角に、真南から**60°**動いた位置。 → 2ヶ月×30°/月 = 60°(年周運動)。同じく東から西。
「月が違う・季節が違う」→年周運動(×30°/月)
問題文を読んで「何が変わってるか」を見極める。これが秒で出来るようになると、この大問は完全に取れる。
【ミス④】季節の星座の理屈で詰まる
「夏の大三角」「冬の大三角」「オリオン座は冬」…丸暗記してるだけだと、こう聞かれた瞬間に終わる。
問題:オリオン座が夏の真夜中に見えない理由を答えなさい。
これ、記述で出されると本気で書けない子が多い。
「夏は太陽が長く出てるから」
「夏のオリオン座は隠れてるから」
→ 点数: 0点
「夏は地球から見て、オリオン座が太陽と同じ方向にあるため、昼間の空にあって太陽の光で見えないから」
→ 点数: 満点
ここのキーワードは「太陽と同じ方向にある」。 冬は地球が公転で反対側にいるから、夜の方向(太陽と反対側)にオリオン座が来る。だから真夜中に南の空で見える。 夏は地球が逆側に来るから、オリオン座は太陽の向こうにある。昼間出てるけど、太陽がまぶしくて見えない。
つまり「季節の星座」=「公転で地球の位置が変わる」が原因。 小惑星2026 JH2も、いつ・どの方向に見えるかは「地球の今の位置と、小惑星の軌道の位置関係」で決まる。原理は同じ。
【ミス⑤】太陽の南中高度の計算で符号ミス
最後はラスボス。福岡県の入試で過去に何度も出てる計算問題。
・夏至の南中高度=90°-緯度+23.4°
・冬至の南中高度=90°-緯度-23.4°
福岡市は北緯約33.6°。じゃあ問題。
問題:福岡市(北緯33.6°)における、夏至の日の太陽の南中高度を求めなさい。
答え:90°-33.6°+23.4°=79.8°
ここで多いミスがこれ。
90°-33.6°=56.4°
で止めてしまう(春分の値で答えてしまう)
or
33.6°-23.4°=10.2°
(引く順番をミスる)
① まず春分の値:90°-緯度
② 夏至なら+23.4°、冬至なら-23.4°を最後に足し引き
③ 単位「°」を忘れずに
冬至は太陽が低い→-(マイナス)
物理的なイメージと符号がセットになると、絶対に間違えない。「夏は暑い=太陽近い=角度大きい=プラス」って体で覚えろ。
まとめ:5大ミスチェックリスト
② 月の満ち欠け:上弦は「D」、下弦は「C」
③ 日周運動=15°/時、年周運動=30°/月
④ 季節の星座は「地球の位置」で説明する
⑤ 南中高度の公式は「春分基準+夏冬の符号」
天体の単元は、丸暗記じゃ絶対に点が取れない。「地球が回ってる」「公転してる」っていう動きのイメージを頭に持つことが命。
今日の小惑星2026 JH2のニュース、ぜひこれをきっかけにして、夜空を見上げてみてほしい。月の形を見て「あ、これ上弦だ。じゃあ夕方の南の空で右半分が光ってるはず」って自分で確認できるようになったら、もうこの単元は卒業だ。
ろっく家庭教師は福岡県全域で中学生の指導をしてます。 「天体の単元、自分の子どもがどこで詰まってるか分からない」という保護者の方、ぜひ一度ご相談ください。模試の採点で見えてくる"全国共通のつまずきポイント"を、お子さん専用のカリキュラムに落とし込みます。
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