「三単現のs」は知識じゃなくて"クセ"の問題

「三単現のsって何?」と聞くと、ほとんどの中学生がこう答える。

「主語がhe, she, itのとき、動詞にsをつける」

……わかってるじゃん。

そう、三単現のsは知らないから間違えるんじゃない。知ってるのに忘れるから厄介なんだ。

90%
の中学生が「ルールは知ってる」と答える
60%
以上がテスト本番で1回は忘れる

じゃあなぜ忘れるのか? 理由は大きく3つある。


忘れる理由①:日本語にない仕組みだから

日本語では「彼はサッカーをする」「私はサッカーをする」——主語が変わっても動詞は変わらないよね。

でも英語は 主語によって動詞の形が変わる

これは日本語の感覚にない仕組みだから、意識しないと抜け落ちる。日本語で考えてから英語にする子ほど、sを忘れやすい傾向があるよ。

忘れる理由②:「主語の判定」でつまずいている

👦
he, she, itの時にsでしょ?簡単じゃん
👨‍🏫
じゃあ「My sister」は三単現?「Tom and I」は?
👦
えっ……と……

実は三単現のsでつまずく子の多くは、主語がhe/she/it以外のときに混乱している。

たとえば:

「he, she, it」だけじゃなくて、「I, you,複数」以外は全部三単現と覚えた方が正確だよ。

三単現の判定法
主語を見て、次の3つに当てはまらなければ → sをつける!
❌ I(自分)
❌ you(あなた)
❌ 複数(they, we, Tom and Ken など)

それ以外 → 全部三単現!sをつけろ!

忘れる理由③:「書く練習」が足りない

三単現のsは頭でわかっていても、手が覚えていない状態で間違える。

ワークの穴埋めで「s」を選ぶ問題は解けるのに、英作文になると忘れる。これは、自分で文を組み立てる練習が足りていない証拠だよ。


二度と忘れなくなる練習法

ステップ1:主語判定トレーニング(1分)

次の主語が三単現かどうか、○×で即答してみよう。

主語 三単現?
My father
They
This book
Ken and I
The teacher
You
Her cat
Some students
答えを見る
主語 三単現?
My father ○(= he)
They ×(複数)
This book ○(= it)
Ken and I ×(複数)
The teacher ○(= he/she)
You ×(you)
Her cat ○(= it)
Some students ×(複数)

ステップ2:瞬間英作文(これが一番効く!)

次の日本語を英語にしてみよう。主語を見て、sが必要か毎回判断するのがポイント。

【問題】

  1. 彼女は毎日英語を勉強する。
  2. 私の兄はギターを弾く。
  3. あの犬はとても速く走る。
答えを見る
  1. She studies English every day.(studyはyをiに変えてes!)
  2. My brother plays the guitar.(= he → sつける)
  3. That dog runs very fast.(= it → sつける)
よくある間違い

She study English every day.

My brother play the guitar.

正しい文

She studies English every day.

My brother plays the guitar.

ステップ3:sのつけ方の例外も押さえよう

ほとんどの動詞はそのままsをつけるだけだけど、例外が3パターンある。

sのつけ方ルール
① 基本:そのまま s → plays, runs, likes
② s, sh, ch, x, o で終わる:es → goes, watches, teaches
③ 子音+y で終わる:y を i に変えて es → studies, carries
④ have だけ特別:has に変わる

定着のコツ:「音読」で体に染み込ませる

最後に、一番大事なことを伝えるよ。

三単現のsを定着させるには、正しい文を声に出して読むのが最強。

「She plays tennis.」を10回声に出してごらん。11回目からは、sを抜いた方が気持ち悪く感じるようになる。

これが「知識」から「クセ」に変わった瞬間。テスト本番でも自然にsがつけられるようになるよ。

今日からやること
① 教科書の英文を読むとき、三単現の動詞に丸をつける
② 丸をつけた文を3回ずつ音読する
③ 余裕があれば主語を変えて言い換える(She plays → They play)

1日5分でOK。1週間続けるとテストでのうっかりミスが激減するよ!

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