確率の問題でみんながやりがちな3つの間違い
「確率って、なんとなくわかるけどテストで点が取れない…」
こういう声、めちゃくちゃ多いです。
確率は考え方自体はシンプルなのに、数え方のミスで失点する子がすごく多い単元。今日は、実際の指導で「あ〜、またこれか」と思う間違いトップ3を紹介するよ。
間違い① 「区別しないで数えてしまう」
これが一番多い間違い。
問題:2枚のコインを同時に投げるとき、1枚が表・1枚が裏になる確率は?
結果は「2枚とも表」「1枚ずつ」「2枚とも裏」の3通りだから…
1/3 ← これ、間違い!
2枚のコインをコインA・コインBと区別して考える。
・A表 B表
・A表 B裏
・A裏 B表
・A裏 B裏
全部で4通り。1枚が表・1枚が裏は2通り。
答え:2/4 = 1/2
なぜ間違えるのか?
日常感覚では「表と裏」「裏と表」は同じに見えるよね。でも確率の世界では、どのコインが表でどのコインが裏かは別の結果なんだ。この感覚のズレが間違いの原因。
間違い② 樹形図を途中で止めてしまう
問題:A, B, Cの3人から2人の委員を選ぶとき、Aが選ばれる確率は?
この問題は偶然合っているけど、次の問題を見てほしい。
問題:A, B, Cの3人から委員長1人と副委員長1人を選ぶとき、Aが委員長になる確率は?
さっきと同じように「AB、AC、BC」の3通りで考えると間違える。委員長と副委員長は役割が違うから、順番まで区別しなきゃいけない。
樹形図で書くとこうなる:
委員長 → 副委員長
A → B (A委員長・B副)
A → C (A委員長・C副)
B → A (B委員長・A副)
B → C
C → A
C → B
全部で6通り。Aが委員長になるのは2通り。答えは 2/6 = 1/3。
- 役割・順番がない(ただ選ぶだけ)→ 組み合わせ(ABとBAは同じ)
- 役割・順番がある(委員長と副、1番目と2番目)→ 順列(ABとBAは別)
間違い③ 「同様に確からしい」を無視する
問題:1個のさいころを投げて、出た目が3以下になる確率は?
これは簡単。1, 2, 3, 4, 5, 6 の6通りが同様に確からしいから、3以下は1, 2, 3の3通りで、答えは 3/6 = 1/2。
じゃあ、次はどうだろう?
問題:2個のさいころを投げて、出た目の合計が3になる確率は?
合計は2〜12の11通りで、合計3は1通りだから…
1/11 ← 間違い!
合計2も合計12も合計7も「同じ1通り」って本当?実は合計7の方がずっと出やすい!
2個のさいころの目の出方は6×6=36通り(これが同様に確からしい)
合計3になるのは:
・(1, 2) ・(2, 1) の2通り
答え:2/36 = 1/18
「同様に確からしい」とは、どの結果も同じ確率で起こるということ。合計2〜12は、それぞれの出やすさが違うから「同様に確からしい」とは言えない。
練習問題
ここまでの内容を確認しよう。
【問1】 大小2個のさいころを同時に投げるとき、出た目の合計が5になる確率を求めなさい。
【問2】 赤玉2個と白玉1個が入った袋から、同時に2個取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。(ヒント:赤玉を赤₁、赤₂と区別しよう)
【問2】 取り出し方:(赤₁,赤₂)(赤₁,白)(赤₂,白)の3通り。2個とも赤は1通り。1/3
まとめ
確率の問題で失点しないためのポイントは3つ:
- 同じものでも区別して数える(コイン、さいころ、玉…)
- 樹形図や表で全部書き出す(途中で省略しない)
- 「同様に確からしい」ものを全体の数にする(合計の値で数えない)
特に定期テストや入試では、樹形図や表をきちんと書けるかどうかで差がつくよ。「頭の中でなんとなく」はミスの元。紙に書き出す習慣をつけよう!
確率が苦手な子は、まず今日の問1・問2を自分の手で解いてみてね。「書き出す」ことに慣れれば、確率は得点源に変わるよ。
できたよ〜!確率のよくある間違い3パターン、かなり実践的にまとめたわ〜!HTMLパーツもバランスよく入れてあるから、見栄えもバッチリだと思う!
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