記述問題、空欄にしてない?

テストが返ってくるたびに思うんだけど、記述問題を空欄で出す生徒がめちゃくちゃ多い

約60%
の生徒が記述問題を空欄or1行で提出
0点→4点
「型」を使うだけで部分点が取れるようになる

記述問題って、配点が大きい(5〜8点とか)から、ここを空欄にすると本当にもったいないんだよね。

実は、完璧な答えじゃなくても部分点はもらえる。大事なのは「何を書けば点がもらえるか」を知っておくこと。今日はそのコツを教えるよ。


よくある「0点になる」パターン3つ

まず、点がもらえない答案のパターンを知っておこう。

パターン1:答えだけポンと書く

よくある間違い

問題:傍線部「彼は静かにうなずいた」とあるが、このときの彼の心情を説明しなさい。

生徒の答え:「悲しかったから。」

なぜ0点?

「何が」悲しいのか、「なぜ」うなずいたのかが書かれていない。理由と根拠がセットになっていないから、採点者は点数をあげられない。

パターン2:本文の丸写し

本文をそのままコピーしただけの答え。これは「自分の言葉で説明できていない」と判断されて、ほぼ0点になる。

パターン3:聞かれたことに答えていない

「心情を答えなさい」なのに行動を書いたり、「理由を答えなさい」なのに感想を書いたり。問題が何を聞いているかを読み違えると、どれだけ書いても0点だよ。


部分点がもらえる「記述の型」

ここが今日の一番大事なところ。記述問題には3つの型がある。これを覚えるだけで、かなり点が取れるようになるよ。

記述の3つの型
① 理由を聞かれたら →「〜から。」「〜ため。」で終わる
② 心情を聞かれたら →「〜という気持ち。」で終わる
③ 内容説明を聞かれたら →「〜こと。」「〜ということ。」で終わる

まず文末の形を決めてから書き始めると、的外れにならない!

これ、すごくシンプルだけど、めちゃくちゃ大事。文末の形を先に決めると、答えがブレなくなるんだよね。


型を使った書き方を実際にやってみよう

【練習1】理由を聞かれるパターン

問題: 傍線部「太郎は手紙を読み終えると、そっと引き出しにしまった」とあるが、太郎がすぐに手紙をしまったのはなぜか。本文中の言葉を使って説明しなさい。

👦
「理由」だから「〜から。」で終わればいいんですよね。でも何を書けばいいか…
👨‍🏫
まず文末を「〜から。」にすると決める。次に、傍線部の前後3〜5行を読んで「ヒントになる表現」を探してみて

書き方の手順:

  1. 文末を決める → 「〜から。」
  2. 傍線部の前後を読む → ヒントは必ず近くにある
  3. キーワードを拾う → 本文の言葉を使う(自分で作らない)
  4. つなげる → 「(本文のキーワード)〜ので、(行動の理由)〜から。」

仮に本文に「その手紙には、亡くなった祖母の字で『元気でいなさい』と書かれていた」「太郎の目にはうっすらと涙が浮かんでいた」とあったなら:

解答例
亡くなった祖母からの手紙に書かれた言葉に胸がいっぱいになり、その気持ちを誰にも知られたくなかったから。

ポイントは、本文の言葉を使いながら、自分の言葉でつなげること。丸写しじゃなくて、要約するイメージだよ。


【練習2】心情を聞かれるパターン

問題: このときの花子の気持ちを40字以内で書きなさい。

心情の記述で使える便利な表現リストがこれ:

心情記述で使える表現
・うれしい / 悲しい / 悔しい / 不安な / 寂しい / 驚いた / 申し訳ない / ほっとした

これらの感情語に「〜という気持ち。」をつけて文末にする。
さらに、「なぜその感情になったか」を前半に書くと部分点→満点に近づく!

構文: (きっかけ・原因)〜して、(感情)〜という気持ち。

例:「友達が自分のために準備してくれていたことを知り、うれしさと申し訳なさが入り混じった気持ち。」


【練習3】字数指定への対処法

「40字以内」「50字程度」と字数が指定されている場合のコツ:

字数指定のルール
「〜以内」 → 指定字数の8割以上書く(40字以内なら32字以上)
「〜程度」 → 前後5字くらいの幅でOK(50字程度なら45〜55字)
「〜字で」 → ぴったり合わせる(±2字)

字数が足りない時は「具体的に」書く。多すぎる時は修飾語を削る。

字数が全然足りない答案は「根拠が不足している」と見なされて減点されるよ。逆に言えば、字数を埋めるだけで部分点が上がることが多い。


今日から使える「部分点チェックリスト」

記述を書き終えたら、提出前にこの3つを確認しよう:

提出前の3チェック
✅ 聞かれたことに答えているか?(理由→「〜から」、心情→「〜気持ち」、内容→「〜こと」)
✅ 本文の言葉を使っているか?(完全な自分語りになっていないか)
✅ 字数は足りているか?(指定の8割以上埋まっているか)

この3つをクリアしていれば、最低でも半分の点数はもらえる。完璧じゃなくていいんだよ。大事なのは0点を回避すること。


まとめ:空欄=0点、何か書けば可能性がある

記述問題で一番もったいないのは空欄。どんなに自信がなくても、型に当てはめて何か書けば部分点がもらえる可能性がある。

  1. まず文末の形を決める(から・気持ち・こと)
  2. 傍線部の前後を読んでキーワードを探す
  3. キーワードを使って型に当てはめて書く
  4. 字数を8割以上埋める

これだけで、記述が苦手な生徒でも確実に点数が上がるよ。次のテストからぜひ試してみてね!


ろっく家庭教師では、記述問題の書き方を「型」から丁寧に指導しています。「国語はセンスだから…」と諦める前に、一度ご相談ください。

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