記述問題、空欄にしてない?
テストが返ってくるたびに思うんだけど、記述問題を空欄で出す生徒がめちゃくちゃ多い。
記述問題って、配点が大きい(5〜8点とか)から、ここを空欄にすると本当にもったいないんだよね。
実は、完璧な答えじゃなくても部分点はもらえる。大事なのは「何を書けば点がもらえるか」を知っておくこと。今日はそのコツを教えるよ。
よくある「0点になる」パターン3つ
まず、点がもらえない答案のパターンを知っておこう。
パターン1:答えだけポンと書く
問題:傍線部「彼は静かにうなずいた」とあるが、このときの彼の心情を説明しなさい。
生徒の答え:「悲しかったから。」
「何が」悲しいのか、「なぜ」うなずいたのかが書かれていない。理由と根拠がセットになっていないから、採点者は点数をあげられない。
パターン2:本文の丸写し
本文をそのままコピーしただけの答え。これは「自分の言葉で説明できていない」と判断されて、ほぼ0点になる。
パターン3:聞かれたことに答えていない
「心情を答えなさい」なのに行動を書いたり、「理由を答えなさい」なのに感想を書いたり。問題が何を聞いているかを読み違えると、どれだけ書いても0点だよ。
部分点がもらえる「記述の型」
ここが今日の一番大事なところ。記述問題には3つの型がある。これを覚えるだけで、かなり点が取れるようになるよ。
② 心情を聞かれたら →「〜という気持ち。」で終わる
③ 内容説明を聞かれたら →「〜こと。」「〜ということ。」で終わる
まず文末の形を決めてから書き始めると、的外れにならない!
これ、すごくシンプルだけど、めちゃくちゃ大事。文末の形を先に決めると、答えがブレなくなるんだよね。
型を使った書き方を実際にやってみよう
【練習1】理由を聞かれるパターン
問題: 傍線部「太郎は手紙を読み終えると、そっと引き出しにしまった」とあるが、太郎がすぐに手紙をしまったのはなぜか。本文中の言葉を使って説明しなさい。
書き方の手順:
- 文末を決める → 「〜から。」
- 傍線部の前後を読む → ヒントは必ず近くにある
- キーワードを拾う → 本文の言葉を使う(自分で作らない)
- つなげる → 「(本文のキーワード)〜ので、(行動の理由)〜から。」
仮に本文に「その手紙には、亡くなった祖母の字で『元気でいなさい』と書かれていた」「太郎の目にはうっすらと涙が浮かんでいた」とあったなら:
ポイントは、本文の言葉を使いながら、自分の言葉でつなげること。丸写しじゃなくて、要約するイメージだよ。
【練習2】心情を聞かれるパターン
問題: このときの花子の気持ちを40字以内で書きなさい。
心情の記述で使える便利な表現リストがこれ:
これらの感情語に「〜という気持ち。」をつけて文末にする。
さらに、「なぜその感情になったか」を前半に書くと部分点→満点に近づく!
構文: (きっかけ・原因)〜して、(感情)〜という気持ち。
例:「友達が自分のために準備してくれていたことを知り、うれしさと申し訳なさが入り混じった気持ち。」
【練習3】字数指定への対処法
「40字以内」「50字程度」と字数が指定されている場合のコツ:
・「〜程度」 → 前後5字くらいの幅でOK(50字程度なら45〜55字)
・「〜字で」 → ぴったり合わせる(±2字)
字数が足りない時は「具体的に」書く。多すぎる時は修飾語を削る。
字数が全然足りない答案は「根拠が不足している」と見なされて減点されるよ。逆に言えば、字数を埋めるだけで部分点が上がることが多い。
今日から使える「部分点チェックリスト」
記述を書き終えたら、提出前にこの3つを確認しよう:
✅ 本文の言葉を使っているか?(完全な自分語りになっていないか)
✅ 字数は足りているか?(指定の8割以上埋まっているか)
この3つをクリアしていれば、最低でも半分の点数はもらえる。完璧じゃなくていいんだよ。大事なのは0点を回避すること。
まとめ:空欄=0点、何か書けば可能性がある
記述問題で一番もったいないのは空欄。どんなに自信がなくても、型に当てはめて何か書けば部分点がもらえる可能性がある。
- まず文末の形を決める(から・気持ち・こと)
- 傍線部の前後を読んでキーワードを探す
- キーワードを使って型に当てはめて書く
- 字数を8割以上埋める
これだけで、記述が苦手な生徒でも確実に点数が上がるよ。次のテストからぜひ試してみてね!
ろっく家庭教師では、記述問題の書き方を「型」から丁寧に指導しています。「国語はセンスだから…」と諦める前に、一度ご相談ください。
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