「移項したら符号が変わる」って言うけど…なんで?
方程式を解くとき、こんなルールを習ったよね。
移項するときは符号を逆にする
でも、このルールを丸暗記しているだけだと、テスト本番でミスが出やすいんだ。
実際、定期テストの方程式の問題で一番多いミスが「移項の符号忘れ」。しかもこれ、計算の途中で起きるから、本人は間違えたことに気づかないまま最後まで解いちゃう。
よくある間違いパターン
次の方程式を解いてみよう。
問題: 3x + 5 = 2x - 4 を解きなさい。
3x + 5 = 2x - 4
3x - 2x = -4 + 5 ← ここ!
あれ、+5を移項したのに+5のままにしちゃった…?
逆に、-4を移項するときに-4のままにしてしまうパターンも。
結果:x = 1(不正解)
3x + 5 = 2x - 4
3x - 2x = -4 - 5
+5を右辺に移項 → -5に変わる
+2xを左辺に移項 → -2xに変わる
x = -9(正解)
なぜ符号が変わるのか?「天秤」で考えよう
方程式は**天秤(てんびん)**と同じ。左右が釣り合っている状態だよ。
3x + 5 = 2x - 4
この式の両辺から同時に5を引くと…
3x + 5 - 5 = 2x - 4 - 5
3x = 2x - 9
ほら、「+5を移項して-5にする」っていうのは、実は両辺から5を引いているだけなんだ。
「両辺に同じ数を足す(引く)」という操作の省略形だよ。
これが分かっていれば、「あれ、符号どっちだっけ?」と迷ったとき、
「両辺から引いたらどうなる?」と考えれば絶対に間違えない。
テストで落とさない3つのコツ
コツ① 移項したら「=」の上に矢印を書く
ノートや計算用紙に、移項する項の上に矢印(→)を書いて、その横に逆の符号を書く癖をつけよう。
3x + 5 = 2x - 4
↗-5 ↖+(-2x)じゃなくて-2x
こうすると、視覚的に「符号が変わったこと」が確認できる。
コツ② 移項後、すぐに「符号チェック」する
移項したあと、次の計算に進む前に1秒だけ止まって符号を確認する。
コツ③ 答えが出たら「代入チェック」する
最後に出た答えを元の式に代入して、左辺と右辺が一致するか確認しよう。
x = -9 を 3x + 5 = 2x - 4 に代入すると…
- 左辺:3×(-9) + 5 = -27 + 5 = -22
- 右辺:2×(-9) - 4 = -18 - 4 = -22
左辺 = 右辺 → OK!
特に文章題や連立方程式は配点が高いから、代入チェックの効果が大きいよ。
練習問題にチャレンジ!
次の方程式を解いて、代入チェックまでやってみよう。
【問1】 5x - 3 = 2x + 9
【問2】 4x + 7 = -x + 2
【問3】 -2x + 8 = 3x - 7
答えを見る
【問1】 5x - 2x = 9 + 3 → 3x = 12 → x = 4
(検算:左辺 5×4-3=17、右辺 2×4+9=17 ✓)
【問2】 4x + x = 2 - 7 → 5x = -5 → x = -1
(検算:左辺 4×(-1)+7=3、右辺 -(-1)+2=3 ✓)
【問3】 -2x - 3x = -7 - 8 → -5x = -15 → x = 3
(検算:左辺 -2×3+8=2、右辺 3×3-7=2 ✓)
まとめ
方程式の移項ミスは、「なぜ符号が変わるのか」を理解しているかどうかで防げる。
- 移項 = 両辺に同じ操作をすること(丸暗記ではなく理解)
- 移項したら1秒止まって符号チェック
- 答えが出たら代入チェック
この3つを習慣にすれば、方程式で落とす点数はグッと減るよ。テスト前にこの記事の練習問題をもう一度解いてみてね!
ろっく家庭教師では、こうした「みんなが間違えやすいポイント」を重点的に指導しています。福岡県で家庭教師をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
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